RTX1000 設定 ~初期設定編~

こんにちは。

今回はYAMAHAルータの設定について書いていきたいと思います。

実作業としてはRTX1000を使用しますが、おそらく、YAMAHAルータでは設定が同じになると思います。

触ったことがないのでわかりませんが。

なかなか設定を簡単にかつ、 わかりやすく記述しているサイトが多くなく、

自身も設定するのに苦労をしました。

なので、できるだけわかりやすく書いていこうと思います。

期設定として以下の手順で進めていきます。

1.ルータにログインする

2.ルータにIPアドレスを振る

 

1.ルータにログインする

まず、設定をするためにはルータにログインしなければなりません。

ただ、工場出荷状態では(つまり一番最初は)、ルータにさえIPアドレスが振られていないので、

普通にLANケーブルをさしてもログインすることはできません。

でもよくよく考えてみれば普通ですよね。

普通のルータでは、192.168.1.1が振られていたりしますが、

あれだって192.168.5.1からスタートしてもいいわけです。

そもそも最初からルータにIPアドレスが振られていることに感謝しましょう←

 

では、どうやってルータにログインするのか。

方法としては3つ、現実的には2つあります。

おそらく非現実的だと思われるのは、違うYAMAHAルータからアクセスすること。

これは設定済みのYAMAHAルータが必要になるので、最初の一台は不可能になります。

なので現実的には以下の二つの方法をとると思います。

・シリアルケーブルにてログイン

・RARPサーバーを使用してIPを振る。

 

・RARPサーバ使用

これについては自分は使用しなかったので正直解説はできません。

ですが、シリアルケーブルまたはシリアルが接続できるPCがないといった場合などには有効となります。

どうやらこれはクライアントがサーバに対してIPアドレスを振るといったものになります。

詳しくは調べてください。

RARPサーバを使用したときは、TELNETでログインすることになります。

 

・シリアルケーブルにてログイン

これが一番わかりやすい方法かと思います。

ただ、シリアルケーブルが使用できる環境が必要になるので、

そこさえクリアしてしまえば、ということになります。

自分はこの方法でやったので解説をします。

 

まず、シリアルケーブルでルータ(RTX1000)とクライアント(自分はWin7)をつなぎます。

その次にクライアントでteratermを実行します。

そのログインの際に、シリアルポートを選択します。

これでログインは完了です。

 

パスワードを聞かれると思うので、何も入力せずにEnterを押してください。

ログインしてからは共通の操作になるのですが、

ログインするとまず、一般ユーザになります。

“>”という文字が左についていると思います。

この一般ユーザではできる設定が限られます。

なので管理者になる必要があります。

管理者になるには、

administrator

コマンドを実行する必要があります。

初期設定だとパスワードは一般ユーザと同じで設定されていないので、

そのままEnterキーを押してください。

そうすると、

“>”が”#”になったと思います。

これで設定をするための準備が完了しました。

 

ここで、豆知識なのですが、

Linuxと同じようにコマンド補完機能も存在します。

たとえば、”admi”まで入力して、[TAB]キーを入力すると、

administratorとすべて入力してくれます。活用してください。

 

2.IPアドレスを振る

さて管理者でコマンドが実行できるようになったら、

IPアドレスを振っていきましょう。

今回はLAN1に設定を行います。

IPアドレスを設定するには、

ip lan1 address 192.168.1.1/24

このようなコマンドを実行します。

環境によって数値は変えてください。

このコマンドの意味としては、LAN1に、24ビットマスクにて、192.168.1.1を付与する。

というコマンドになります。

たとえばLAN2に192.168.5.1を振りたいときは、

ip lan2 address 192.168.5.1/24

と入力して実行します。

このとき、すでに利用しているルータがあるときは、そのIPとかぶらないようにしましょう。

たとえば、192.168.0.1が使用されている場合は、192.168.1.1を設定する。といった感じです。

この設定により、LAN1のポートで192.168.1.1/24のネットワークが構成できます。

 

ただし、まだDHCPの機能がありませんので、クライアントに自動的にIPが割り振られません。

このまま接続しようとしたら、クライアント側(ここではWin7)で設定する必要があります。

次回はDHCPの設定と、外部にネットワークを接続する方法については解説します。

 

こうして書いてみるとなかなか簡単に記述するのは難しいなと実感します。

私の場合は写真がないのでさらに難しくなってしまっているかもしれませんが。。。

何かあればぜひご指摘ください。

よろしくお願いします。

 

参考サイト様:http://atnetwork.info/yamaha/

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